



今回の奈良市にあるアパートは、外壁にサイディング、屋根にカラーベストを使用した2階建てのアパートです。施工前の写真を見ると、外壁全体の色あせや汚れが見られ、特に屋根は経年による塗膜の劣化が進んでいました。
アパートや集合住宅では、外観の美しさだけでなく、建物を長く維持するための定期的なメンテナンスが重要です。外壁や屋根の劣化をそのままにしてしまうと、雨水の浸入や外壁材・屋根材のさらなる劣化につながる可能性があります。
そこで今回は、外壁には「パーフェクトセラミックトップG」、屋根には「ファインパーフェクトセラミックベスト」を採用。さらにサイディングの目地などには高耐久シーリング材の「オートンイクシード」を使用し、外壁・屋根・シーリング・付帯部まで建物全体をまとめてメンテナンスしました。
施工前の外観は、全体的に白系の外壁で、長年の紫外線や風雨の影響による色あせが確認できました。
サイディング外壁には凹凸のある意匠が施されており、細かな部分にも汚れや経年によるくすみが見られます。また、ベランダ部分や外壁の一部には、塗膜の保護性能が低下していることがうかがえる状態でした。
屋根についても、施工前の写真では表面の塗膜が劣化し、全体的に色あせが進んでいることが確認できます。
屋根は普段の生活では目につきにくい場所ですが、建物の中でも特に紫外線や雨風を直接受ける部分です。そのため、屋根塗装では見た目をきれいにするだけではなく、下地の状態を確認したうえで適切な下塗り・中塗り・上塗りを行うことが重要です。

今回の外壁塗装には、日本ペイントのパーフェクトセラミックトップGを使用しました。
既存の下地はサイディングボードです。
仕上げカラーは、1階とベランダ部分にND-375、2階にはND-108を採用。さらに2階の上部にある帯部分で色を切り替えることで、建物全体にメリハリを持たせています。
施工後の写真を見ると、施工前の白く色あせた印象から一新され、1階・ベランダ部分の落ち着いた色と、2階の明るい色との組み合わせによって、すっきりとした外観に生まれ変わりました。
特に黒で統一した軒天・樋・水切り・シャッターボックスなどの付帯部がアクセントとなり、外壁の2色のカラーを引き締めています。




塗装工事では「何回塗ったか」だけではなく、下地の状態に合わせてどのような材料を使用し、各工程を適切に施工するかが重要です。
まずカチオンシーラーで既存サイディングとの密着性を高め、その上からパーフェクトサーフを施工。その後、中塗り・上塗りと仕上げていきました。
サイディングの凹凸や目地、細かな部分までローラーで丁寧に塗り重ねることで、均一な仕上がりを目指しています。
サイディング外壁のメンテナンスでは、塗装だけでなくシーリング工事も重要なポイントです。
サイディングボードの目地や取り合い部分に施工されているシーリング材は、建物の動きに追従しながら雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。
今回はシーリング材としてオートンイクシードを使用しました。
外壁塗装を行うタイミングでシーリング部分も確認し、必要な補修を行うことで、外壁材だけでなく目地部分についても適切なメンテナンスを行っています。
アパートのように複数の居住スペースがある建物では、外壁の美観だけでなく、建物全体を長く維持する視点で塗装工事を行うことが大切です。

屋根には、日本ペイントのファインパーフェクトセラミックベストを採用しました。
既存下地はカラーベストで、仕上げ色にはディープグレーを選択しています。
施工前の屋根は、経年による色あせが目立ち、全体的に塗膜の劣化が進んでいる状態でした。
塗装後はディープグレーの落ち着いた色合いとなり、屋根全体に統一感が生まれています。外壁のカラーとも相性がよく、建物全体が引き締まった印象になりました。
今回の施工写真には、屋根材の重なり部分にタスペーサーを設置している様子も確認できます。

カラーベストなどの屋根材を塗装すると、屋根材同士の重なり部分に塗料が入り込み、隙間が塞がってしまうことがあります。
屋根材の重なり部分には、雨水を適切に排出したり、内部の湿気を逃がしたりするための隙間が必要です。
そのため、塗装後に屋根材同士が塗料で密着した状態にならないよう、縁切りを行います。
タスペーサーを使用することで、屋根材の重なり部分に適切な隙間を確保し、雨水や湿気が適切に排出されるよう施工しました。
こうした完成後には見えにくい部分まで丁寧に施工することが、屋根塗装の品質を左右する大切なポイントです。




屋根は外壁以上に過酷な環境にさらされるため、下地の状態を確認しながら適切な下塗りを行うことが重要です。
今回はシーラーを2回塗布したうえで中塗り・上塗りを行い、屋根材の状態に合わせて塗装工程を組み立てています。
外壁・屋根だけでなく、建物に付属する各部分も塗装しました。
今回塗装した付帯部は、軒天、樋、水切り、シャッターボックス、帯、換気フード、給湯ボックス表のみ、階段手前ライト支柱などです。
カラーは黒で統一しました。
施工後の写真からも、外壁の2色のカラーと黒の付帯部がきれいに調和していることが分かります。

特に窓まわりやベランダ、屋根のラインなどの黒がアクセントになることで、施工前よりも建物の輪郭がはっきりとし、スタイリッシュな印象になりました。
施工前は、外壁・屋根ともに全体的な色あせが進み、やや古さを感じさせる外観でした。
一方、施工後は外壁をND-375とND-108の2色で塗り分け、屋根をディープグレーで仕上げたことで、建物全体が明るく清潔感のある印象へ。
外壁の凹凸感も塗装によって整い、ベランダや窓まわりの黒い部材とのコントラストも際立っています。
また、施工後の屋根写真では、塗装によって屋根全体に均一な光沢感が生まれ、施工前とは大きく印象が変わっています。
単に「白い建物を塗り直す」のではなく、外壁・屋根・付帯部それぞれの色を組み合わせることで、アパート全体のデザイン性を高めた塗装工事となりました。
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外壁塗装は、建物をきれいにするためだけの工事ではありません。
紫外線や雨風によって少しずつ劣化していく外壁や屋根を定期的に点検し、下地の状態に応じた補修・塗装を行うことが、建物を長く維持するためにつながります。
特にアパートの場合は、外観の印象が入居者様や建物を訪れる方の印象にもつながるため、美観と建物の保護の両方を考えた塗装計画が大切です。
ひなたペイントでは、外壁の素材や現在の劣化状況を確認したうえで、塗料選びや施工方法をご提案しています。
今回のようにサイディング外壁には、塗装だけでなくシーリングの状態も確認。屋根についても、カラーベストの劣化状態や塗装の適否を確認し、必要な工程を組み立てて施工します。
「そろそろ外壁塗装の時期かもしれない」
「屋根の色あせが気になる」
「アパートの外観をきれいにしたい」
このようなお悩みがございましたら、まずは建物の状態を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
今回の施工では、外壁7年・屋根7年の保証をお付けしています。
奈良県内で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際は、建物の状態を正しく確認し、必要な工事を適切にご提案できる専門店へご相談ください。
外壁の4工程塗装、屋根の4工程塗装、シーリング、付帯部塗装まで建物全体を丁寧に仕上げた今回のアパート塗装。施工前と施工後を見比べると、色あせた外観から、清潔感と落ち着きを感じる外観へ大きく生まれ変わったことが分かります。
ひなたペイントは、これからも一つひとつの現場に向き合い、見えない工程も大切にした丁寧な外壁・屋根塗装を行ってまいります。









