



今回の工事では、外壁に「グランセラトップ2液水性」、屋根には遮熱性能を備えた「グランセラベスト2液ファイン(遮熱)」を採用。外壁と屋根の素材や状態に合わせた下地処理と塗装工程を大切にし、建物の美観と保護性能を高める施工を実施しました。
外壁はND-102とND-375を組み合わせ、明るく上品な印象に仕上げています。屋根はジェノバブラウンで塗装し、外壁とのバランスにも配慮しました。また、外壁のシーリング工事や雨樋・破風などの付帯部塗装もあわせて施工。工期は約1ヶ月で、外壁10年・屋根10年の保証をお付けしています。
施工前の写真を見ると、外壁全体は明るいグレー系の色合いで統一されており、シンプルで落ち着いた外観の住宅です。サイディングボード特有の細かな凹凸模様があり、建物の外観に上品な表情を与えています。
一方、外壁塗装では、見た目だけでなく、紫外線や雨風から外壁材を保護する塗膜の状態を確認することが大切です。外壁は日々、日差しや雨、風などの影響を受けています。年月が経過すると、塗膜の劣化や色あせ、シーリングのひび割れなどが発生する場合がありますが、実際に写真を見ていただくとわかるように、劣化のさまざまな症状が見受けられる状態でした。


今回のようなサイディング外壁では、外壁表面だけでなく、ボードの継ぎ目やサッシ周辺のシーリングも重要な点検箇所です。シーリングが劣化すると、隙間から雨水が入り込むリスクが高まるため、塗装工事とあわせて状態を確認し、必要な補修を行うことが住まいの保護につながります。
ひなたペイントでは、外壁の状態や既存の仕上げを確認し、建物に適した塗料と施工方法をご提案しています。
今回の外壁塗装では、日本ペイントの「グランセラトップ2液水性」を使用しました。外壁塗装では、塗料の性能だけでなく、塗装前の下地処理や適切な塗り重ねが仕上がりと耐久性を左右します。
施工は、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で進めました。
最初に行うのが、下塗りです。今回はサーフ系の下塗り材を使用し、既存のサイディングボードと仕上げ塗料の密着性を高めるための下地を整えました。下塗り材には、上塗り塗料の吸い込みを調整し、仕上がりを均一に整える役割もあります。外壁材の状態に合った下塗り材を選び、適切に施工することが重要です。
下塗り後は、グランセラトップ2液水性で中塗りと上塗りを行いました。塗料メーカーが定める塗布量や乾燥時間を守りながら、塗膜に必要な厚みを確保することが大切です。
中塗りで塗膜の基礎を形成し、上塗りで色や質感を整えることで、均一で美しい外壁に仕上げていきます。
今回の外壁には、ND-102とND-375の2色を採用しました。明るい色を基調としながら、色の組み合わせによって外観に変化を持たせた仕上がりです。
外壁の色選びでは、建物全体の形状や窓枠、雨樋、屋根との相性を考えることがポイントです。塗装によって外観の印象が変わるため、単色でまとめるだけでなく、色の配置やバランスを意識することで、住まいの魅力をより引き立てられます。
→
→
屋根には、薄型スレート屋根用の「グランセラベスト2液ファイン(遮熱)」を採用しました。カラーはジェノバブラウンです。
屋根は外壁以上に日差しや雨風の影響を受けやすく、普段は地上から状態を詳しく確認しにくい部分です。表面の色あせや塗膜の劣化などを放置すると、屋根材の状態によっては傷みが進行する可能性があります。そのため、屋根の状態を点検し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが重要です。
今回の屋根塗装は、次の4工程で施工しました。
①下塗り(強化シーラー1回目)
②下塗り(強化シーラー2回目)
③中塗り
④上塗り
今回の工事で特に大切なポイントが、屋根の下塗りに強化シーラーを2回使用したことです。
薄型スレート屋根は、経年劣化によって塗膜の保護機能が低下すると、屋根材が塗料や水分を吸い込みやすくなる場合があります。吸い込みが大きい状態で上塗り塗料を施工すると、塗料が十分に行き渡らず、仕上がりにムラが生じたり、塗膜の性能を十分に発揮できなかったりするおそれがあります。
そこで、屋根材の状態に応じて強化シーラーを2回塗布し、下地を整えることが重要になります。
強化シーラーを2回塗る主な目的は、下地の吸い込みを抑え、上塗り塗料が適切に密着できる状態を整えることです。
ただし、必ず2回塗ればよいというわけではありません。屋根材の劣化状況や吸い込み具合、使用する下塗り材の仕様などを踏まえ、必要な塗布回数を判断することが大切です。今回は4回塗りの工程を採用し、下地づくりから丁寧に施工しました。
強化シーラーによる下地処理の後、中塗り・上塗りを行いました。遮熱塗料は、製品仕様に応じて日射反射性能を持たせた塗料で、屋根表面が受ける日射の影響を軽減することが期待できます。
ただし、実際の室内温度や冷房負荷への影響は、建物の断熱性能、屋根の構造、換気条件、日射条件などによって異なります。
仕上げ色のジェノバブラウンは、落ち着きのあるブラウン系カラーです。明るい外壁との組み合わせによって、住まい全体にまとまりを持たせながら、屋根の存在感を引き立てます。
施工前の屋根写真では、薄型スレートの表面に細かな筋状の模様が見られ、屋根材が幾重にも重なっている様子が確認できます。屋根は広い面積が日差しや雨にさらされるため、塗膜の劣化や色あせが進んでいないかを定期的に確認する必要があります。

ただし、写真だけで屋根材の劣化度合いや雨漏りの有無を断定することはできません。実際の施工では、屋根材のひび割れや欠け、塗膜の状態、棟板金などの周辺部材も含めて点検し、必要な補修を検討します。
また、スレート屋根の塗装では、塗料で屋根材の重なり部分が塞がれないようにすることも重要です。塗装後に雨水の排出経路が塞がれると、雨水が適切に排出されず、内部への浸入や不具合につながるおそれがあります。
屋根材の種類や状態に応じて、縁切りやタスペーサーなどの必要性を判断し、雨水が排出されるための隙間を適切に確保することが大切です。
サイディング外壁では、ボード同士の継ぎ目やサッシ周辺などにシーリングが使用されています。シーリングは隙間を埋め、建物の動きに追従しながら雨水の浸入を抑える重要な役割を担っています。
今回の工事では、変成シリコンを使用してシーリング工事を行いました。
シーリングは紫外線や温度変化などの影響を受け、年月の経過とともに硬化やひび割れ、剥離などが生じる場合があります。今回もひび割れやはく離などの症状が見受けられました。

劣化した部分を適切に補修することは、外壁塗装と同様に住まいの保護につながります。
また、シーリング材は塗料との相性も考慮する必要があります。使用する材料の仕様に合わせて施工し、塗装との取り合いにも配慮することが大切です。
今回の工事では、外壁と屋根だけでなく、軒天、樋、アンテナ屋根馬、破風、鼻隠し、電気BOX、庇、天板、水切り、クーラーホースカバーの付帯部も塗装しました。
付帯部は、建物の外観を構成する大切な部分です。外壁や屋根をきれいに塗り替えても、雨樋や破風、水切りなどの色あせが目立つと、建物全体の統一感が損なわれることがあります。
また、部材によって素材や劣化の仕方が異なるため、それぞれの状態に合った下地処理や塗装方法を選ぶ必要があります。細かな部分まで丁寧に施工することで、外壁や屋根との一体感が生まれ、住まい全体の仕上がりがより美しくなります。
→
→
→
施工前後の写真を比較すると、外壁と屋根の色の組み合わせによって、住宅全体の印象が整えられていることがわかります。
施工前は、明るいグレー系の外壁とダーク系の屋根が組み合わさった、落ち着いた外観でした。施工後は、ND-102とND-375を使用した外壁の色分けが外観にメリハリを生み、窓枠や付帯部との調和も感じられる仕上がりになっています。
特に、建物の右側に見られる濃い色の外壁部分がアクセントとなり、明るい外壁とのコントラストによって立体感が引き立っています。建物の形状を生かしながら、シンプルでありつつ表情のある外観に仕上がりました。
屋根についても、劣化していた屋根が見事に新しく綺麗な屋根となりました。ジェノバブラウンを採用することで、明るい外壁を引き立てる落ち着いた印象を目指しています。
塗装工事は単に色を塗り替えるだけではありません。外壁材や屋根材の状態を確認し、適切な下地処理と塗装工程を重ねることで、建物の美観を整えるとともに、塗膜による保護機能の回復を図る工事です。
※施工前後の写真では撮影時の天候や光の当たり方が異なるため、色の見え方にも差が生じます。
今回の奈良県生駒郡の外壁塗装・屋根塗装工事は、約1ヶ月の工期で行いました。
外壁塗装や屋根塗装では、塗料を塗る作業だけでなく、高圧洗浄や下地処理、シーリング工事、各工程の乾燥時間なども必要です。天候や現場の状態によっても作業日程が変わるため、工程ごとの品質を確保しながら進めることが大切です。
今回も、外壁は下塗り・中塗り・上塗りの3工程、屋根は強化シーラー2回と中塗り・上塗りの4工程で施工しました。さらに、シーリング工事と付帯部塗装まで実施し、建物全体をメンテナンスしています。
保証は外壁10年・屋根10年です。保証の適用条件や対象範囲については、保証内容に基づいて確認することが重要です。
外壁や屋根は、毎日、紫外線や雨風にさらされながら住まいを守っています。長く安心して暮らすためには、外観の変化だけでなく、塗膜やシーリング、屋根材などの状態を定期的に確認し、必要なタイミングで適切なメンテナンスを行うことが大切です。
今回の施工では、外壁にグランセラトップ2液水性、屋根にグランセラベスト2液ファイン(遮熱)を採用し、外壁3工程・屋根4工程で丁寧に仕上げました。シーリング工事や付帯部塗装もあわせて行うことで、住まい全体の美観と保護性能の向上を目指しています。
ひなたペイントでは、建物の状態や外壁材・屋根材の種類に合わせて、必要な下地処理や塗装方法をご提案しています。
奈良県生駒郡をはじめ、奈良県内で外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひひなたペイントへご相談ください。現地調査で住まいの状態を確認し、ご希望や建物の状況に合わせたメンテナンスをご案内いたします。









