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屋根の塗装とカバー工法、何が違う?メリット・デメリットを徹底比較|奈良県奈良市の外壁・屋根・屋上塗装業者|ひなたペイント

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屋根の塗装とカバー工法、何が違う?メリット・デメリットを徹底比較
2025/07/17
屋根塗装・屋根工事

「そろそろ屋根のメンテナンスを」と考えたとき、多くの⼈が迷うのが**「屋根塗装」「カバー工法(重ね葺き)」**のどちらを選ぶべきかという問題です。どちらも屋根を守るための代表的な手段ですが、工事の仕組み・費用・耐久性・環境負荷などが大きく異なります。そこで、二つの工法の違いとメリット・デメリットを解説し、ベストな選択のヒントをお届けします。


1. そもそも何が違うのか?

項目

屋根塗装

カバー工法

施工方法

既存屋根表面に塗料を塗布

既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる

主な目的

防水・防錆・美観維持

耐久性向上・雨漏り防止・断熱遮音

工期目安

35

47

耐久年数

1015

2030

2. 屋根塗装のメリット

  1. 初期費用が安い
    30
    70万円程度が相場。塗料グレードを選べばさらに調整しやすい。
  2. 軽量で耐震性に影響しない
    既存屋根に塗膜を載せるだけなので重量増がほぼゼロ。

  3. 好みの色を選べる
    外壁とトーンを合わせたり、遮熱塗料で夏の室温を抑えたりと自由度が高い。
  4. 高圧洗浄と吹付け・ローラー塗りが中心で、ご近所へのストレスを抑えられる。

3. 屋根塗装のデメリット

  • 耐久性がカバー工法より短い
    紫外線・酸性雨で塗膜が劣化すると10年ほどで再塗装が必要になり、長期的にはメンテナンス回数が増える。
  • 下地が痛んでいると効果が薄い
    合板の腐食や大きな割れがある場合は、塗装だけでは雨漏りを完全に止められない。

  • サビやひびがひどい場合は別工事が必須
    金属屋根の赤錆進行やスレートの欠けが大きいと補修・張替えとセットになることも。

4. カバー工法のメリット

  1. 耐久年数が長い
    ガルバリウム鋼板などで重ね葺きすると2030年の耐久が見込めるため、メンテナンスサイクルを伸ばせる。
  2. 雨漏りリスクを大幅低減
    新旧二重屋根+防水シートの組合せで止水性が向上。雨音も静かになる。
  3. 断熱・遮音性アップ
    空気層が生まれ、夏は熱、冬は冷気を伝えにくく省エネ効果も期待
  4. 撤去廃材がほぼ出ない
    既存屋根を剝がさないため、アスベスト含有スレートでも産廃費を抑えられる。

5. カバー工法のデメリット

  • 初期費用が高い
    80
    150万円前後と塗装の約23倍。資金計画が必要。
  • 屋根が重くなる
    軽量金属材でも既存屋根+αの荷重増。古い木造の場合は構造計算や補強が求められる。

  • 瓦屋根など形状によっては施工不可
    和瓦は凹凸が大きく、基本的に葺き替えを勧められるケースが多い。
  • 内部腐朽を完全には確認できない
    下地合板が全面腐敗していると、カバーではなく野地ごと交換する「葺き替え」の方が安全。

6. コスト・ライフサイクルで考える

  • 15年間の総額試算(120㎡想定)

    • 塗装を2回(60万円×2回=120万円)

    • カバー工法1回(120万円)
      短期費用は塗装が優位ですが、同スパンで比較するとイニシャルとほぼ同等になる場合も。ライフプラン・売却予定の有無で判断しましょう。

7. どちらを選ぶ? 判断ポイント

チェック項目

塗装が

カバーが

屋根下地の状態

良好

劣化・雨漏り

予算

なるべく抑えたい

投資回収を長期で見たい

耐震荷重

余裕がない

余裕あり

断熱・遮音性能

現状で満足

向上させたい

工事後の美観

現状色を活かす

新デザインに刷新

8. まとめ

 屋根塗装は**「コスト重視で短期的に防水・美観を保ちたい」方に、カバー工法は「多少コストが上がっても、長寿命化と性能向上を一度で図りたい」**方に向いています。

屋根の状態診断を受け、耐震性・ライフサイクルコスト・地域気候を総合的に比較検討することが後悔しない第一歩です。

ひなたペイントでは、国家資格保持者が無料点検を実施し、最適な工法と見積プランをご提案しています。お気軽にご相談ください。