



北葛城郡にお住まいのお客様より、パナホーム住宅の外壁・屋根・塀塗装工事をご依頼いただきました。築後年数が経過し、外壁の色あせや細かなチョーキング、シーリングの劣化などが気になる状態でした。
特にパナホームのサイディングボードは、デザイン性が高く耐久性も良い反面、年数が経つと塗膜が弱り、吸水による劣化を早めてしまうことがあります。お住まいを長く守るためには、10年前後でのメンテナンスが推奨されるため、今回のタイミングは非常にベストな時期でした。
ひなたペイントでは、既存の素材や建物の特徴を踏まえて最適な塗料をご提案し、耐久性と美観を両立する仕上がりを目指しました。
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外壁は建物の印象を大きく左右する重要な部分ですが、施工前は色あせによるくすみが見られ、全体的に印象がぼやけて見える状態でした。また、外壁目地のシーリングにも亀裂があり、防水性が低下していることが確認されました。
今回は グランセラトップを3回塗りし、しっかりとした膜厚と高耐久を確保しています。
1階には深みのあるブラック(19-20B)、2階には清潔感のあるホワイト(75-90A)を組み合わせることで、パナホームの直線的なデザインを活かしたスタイリッシュな外観へと生まれ変わりました。


カラーベストの屋根は防水性が落ちると雨水を吸い込み、反りや割れの原因になります。施工前は色あせが進行し、ところどころ白っぽく見える部分も多くありました。

グランセラベストは屋根用の高耐久塗料で、遮熱性・防水性に優れ、劣化が進みやすい屋根をしっかりと保護します。ブラックに仕上げることで、外壁との統一感も生まれ、重厚で引き締まった印象になりました。


外壁2階と同じ 75-90A(ホワイト系) で仕上げることで、家全体の統一感が増し、明るく爽やかな外構へと再生されました。
写真からも、施工前はくすんだ色味だった塀が、施工後は自然光に反射するほど明るく、清潔感が大きく向上しているのがわかります。
パナホームのサイディングボードはシーリングが多く使用されているため、打替えは外壁メンテナンスの要となります。
今回はすべて 既存撤去 → 新規打替え を徹底し、長期間の耐久性を確保できるNB-50を使用しました。
硬化していた古いシーリングをしっかりと撤去し、適切な厚みを確保した施工を行っています。
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付帯部は建物を守る大事な部分ですが、紫外線や雨風で劣化しやすい箇所でもあります。
今回は外壁色に合わせてブラックで統一し、外観デザインのバランスを整えました。
樋や破風が黒で引き締まり、デザイン性が向上
ひさし・雨戸も艶のある仕上がりに
換気フードやクーラーホースカバーも美しく再生
細かな部分までしっかり塗装することで、外観全体の完成度が格段に上がります。
