被害に遭いやすい地域
海の近くにある建物は塩害に遭いやすいです。
外壁塗装も塩害を受けるとボロボロになることがあります。
なぜなら、海は塩分を含んでおり、それが蒸発すると塩気のある空気が外壁塗装に付着して劣化を促進させたり、金属部分が腐ってしまったりと、様々な被害を受けてしまうからです。
しかし、海の近くには住めないというわけではありません。
まずは、塩害で起こる症状を知っておきましょう。
金属部分は穴が空きやすいです。
その穴から雨水が入り込むと劣化のスピードが早まります。
また、電気系の部分に雨水が入り込んでしまうとショートする可能性が高いです。
ショートすると火災などの被害に発展する恐れもあるため、対策が欠かせません。
早い段階で対策をしていれば、マイホームを手放さずに済みます。
影響を最小限にとどめるために行うこと
対策の一つは、耐塩性や耐久性の強い塗料を使うことです。
塩害を受けやすい地域では本来の耐久性から2、3年ほど塗料の寿命が早くなるため、少し価格が高くても機能性のある塗料を選びましょう。
初期費用は高くなりますが、何度も塗り替えをした方が総額は高くなります。
お勧めの塗料はフッ素やアクリルシリコン樹脂です。
これらは、よく選ばれるウレタン系やシリコン系などより上のグレードで値段も2倍も上がります。
しかし、塗り替えの頻度が少ないため、トータルコストが安くなります。
また、塗料だけでは十分な対策とは言えないため、樹脂サイディングを用いるのも一つの方法です。
高いデザイン性を望むことはできませんが、塩害による色落ちを防ぐことができます。
さらに、コーキング代がかからないため、メンテナンス費用が安くなるという特徴もあります。
このように影響を最小限にとどめることができますが、海から数キロ離れているから大丈夫だと思っている人もいるのではないでしょうか。
近いほど影響を受けやすいのはもちろんですが、5キロ圏内でも対策が必要です。
潮の匂いがする場合は5キロ以上離れていても影響を受ける可能性があります。
劣化が進む前に対処しましょう。
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