こんにちは、奈良県の外壁塗装専門店「ひなたペイント」です。
外壁塗装を検討されている方の中には、「まずは見積もりを取ろう」と思っている方も多いはず。
しかし、その見積書、本当に“金額”だけを見て終わっていませんか?
実は、外壁塗装の見積もりには、金額以外にも重要なチェックポイントがいくつも隠されています。
それを知らずに契約してしまうと、後々「思っていた内容と違った…」と後悔することも。
今回は、外壁塗装の見積もりで絶対に確認しておきたい5つの項目について、分かりやすく解説いたします。
これから外壁塗装をご検討されている方、奈良周辺で業者を探している方はぜひ参考にしてください。
見積もりで最初にチェックすべきなのが「塗料のランク」です。
塗料にはシリコン・フッ素・無機など、さまざまな種類があり、それぞれ価格・耐久性・機能性に大きな差があります。
ここで注意したいのが、「場所によってランクの異なる塗料が使われていないか」という点です。
たとえば、外壁には高耐久のフッ素塗料が使われていても、付帯部(雨戸や雨どいなど)には安価なアクリル塗料が使用されている、というケースも。
このような場合、数年後に「外壁は綺麗なのに、付帯部だけボロボロに…」というアンバランスな劣化が起こる可能性があります。
施工後の見た目やメンテナンスの手間を考えても、塗料のグレードが統一されていることは非常に重要です。
外壁塗装の基本は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。
この工程をしっかり行うことで、塗料の性能(防水性・耐久性・美観など)が最大限に発揮されます。
ところが一部の悪質業者では、コスト削減のために中塗りを省いたり、2回塗りで済ませるケースもあるのが現実です。
見積書には「塗り回数」や「工程内容」がしっかり記載されているかを確認し、疑問点は必ず業者に確認しましょう。
また、工程ごとの写真を撮影してくれる業者であれば、実際に3回塗りが行われた証拠にもなり、安心です。
塗装の“仕上がり”や“もち”に直結するのが、下地処理の工程です。
中でも「ケレン作業」は、古い塗膜やサビをしっかり落として新しい塗料を密着させるために必要不可欠な作業。
これを省いてしまうと、いくら高品質な塗料を使ってもすぐに剥がれてしまう…ということにもなりかねません。
しかし、ケレン作業は手間も時間もかかるため、見積もりから抜け落ちているケースが意外と多いのです。
見積もり項目に「下地処理」や「ケレン作業」が明記されているかをチェックすることもポイントです。
外壁塗装の見積もり金額は、基本的に「塗装面積×単価」で算出されます。
そのため、面積の算出方法が適正でなければ、価格も適正とは言えません。
一般的に、外壁面積は以下のように計算されます。
延床面積 × 3.3(坪数) × 1.2(係数)
この数値と大きく異なる塗装面積が提示されている場合は、計算根拠を確認することが重要です。
逆に、やけに面積が少なく見積もられている場合も、塗らない箇所がある可能性があるため注意が必要です。
見積もり書に塗装対象のすべての部位が明記されているかも確認すべき大事なポイントです。
よくあるトラブルの例が、「庇(ひさし)や破風板が塗られていない」「ベランダの手すりは別料金だった」というようなケース。
これは、最初の見積もりに記載がなく、後から追加費用として請求されるパターンです。
しっかりとした業者であれば、外壁・屋根はもちろん、雨戸・雨どい・破風・軒天・ベランダなど、細かな箇所まで丁寧に見積もりに記載されています。
外壁塗装は決して安い買い物ではありません。
見積もり書は、その業者の「施工品質」や「誠実さ」が見える大切な資料です。
「金額だけを見て決めてしまった…」という後悔をしないためにも、今回ご紹介した5つのポイントをしっかり確認しましょう。
ひなたペイントでは、わかりやすい見積もり・適正価格・丁寧な説明・高品質な施工をモットーに、地域の皆様の大切なお住まいを守るお手伝いをしています。
奈良県・三重県・大阪府・京都エリアで外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。