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外壁塗装 温度が高かったり、低かったり、塗料や工程に影響は?|奈良県奈良市の外壁・屋根・屋上塗装業者|ひなたペイント

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外壁塗装 温度が高かったり、低かったり、塗料や工程に影響は?
2025/11/06
外壁塗装,屋根塗装・屋根工事

外壁塗装は、建物を美しく保つだけでなく、外壁を紫外線や雨、風などから守る大切なメンテナンスです。しかし、実は「気温」が塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響することをご存じでしょうか。今回は、外壁塗装における温度の影響と、それに対する適切な対応策について、ひなたペイントが詳しく解説します。

塗装に適した気温とは?

一般的に、外壁塗装に適している気温は**10℃30℃**程度とされています。

これは、塗料の乾燥や硬化に関わる化学反応が、ちょうどこの範囲で安定して行われるためです。

気温がこの範囲を大きく外れてしまうと、次のようなトラブルが起こる可能性があります。

  • 気温が高すぎる(30℃以上)場合
    塗料が急速に乾いてしまい、表面だけが硬化して内部が完全に乾かない「乾燥不良」が発生します。これにより、塗膜の密着性が弱まり、早期の剥がれやムラの原因になります。また、夏場の強い日差しの下では、外壁や鉄部が高温になりすぎて塗料がうまく伸びず、ローラー跡が残ることもあります。

  • 気温が低すぎる(5℃以下)場合
    塗料の乾燥が極端に遅くなり、表面がベタついたままホコリやゴミが付着しやすくなります。さらに、夜間に気温が下がることで結露が発生し、塗膜の硬化を妨げてしまうケースも。特に冬季の朝晩は注意が必要です。


・ 湿度も大切な要素

気温だけでなく、「湿度」も塗装に大きな影響を与えます。湿度が85%以上になると、塗料中の水分や溶剤が十分に蒸発できず、仕上がりにムラが出たり、塗膜が白く濁る「かぶり現象」が起きることがあります。
そのため、塗装職人は毎朝の天気や湿度を確認し、塗装のタイミングを慎重に判断しています。

季節ごとの注意ポイント

  • 春・秋(最適シーズン)
    比較的気温と湿度が安定しているため、塗料の性能を十分に発揮できます。ひなたペイントでも、この季節を中心に多くの塗装工事を実施しています。

  • 夏(高温期)
    直射日光を避けるため、朝方や夕方に作業時間を調整することが重要です。気温が上がる前の時間帯に塗装を行うことで、塗膜のムラや早期乾燥を防ぎます。

  • 冬(低温期)
    気温が5℃を下回ると塗装ができない場合があります。日中の暖かい時間帯に作業を集中させ、夜間の結露や霜の影響を避けることがポイントです。

施工管理の工夫と職人の判断

経験豊富な職人は、単に温度計や湿度計を見るだけではなく、外壁の状態、日当たり、風通しなどの要素も総合的に判断します。たとえば、金属面は日差しで表面温度が40℃以上になることがあり、塗装前に一時的に水で冷やすなどの工夫を行う場合もあります。
また、乾燥時間をきちんと守らずに次の工程へ進めてしまうと、仕上がりに悪影響を与えるため、天候によってはあえて「作業を中断する勇気」も必要です。

まとめ

外壁塗装は、気温・湿度・日射などの自然条件に大きく左右される繊細な作業です。気温が高すぎても、低すぎても、塗料の性能が十分に発揮されず、せっかくの塗装が長持ちしないこともあります。

ひなたペイントでは、奈良・大阪・京都エリアの気候特性を熟知したスタッフが、最適な施工時期と工程を見極め、建物の美観と耐久性を両立させる塗装をご提案しています。

「今の時期、塗装できるかな?」と迷われたときは、ぜひお気軽にひなたペイントまでご相談ください。経験豊富なスタッフが現地環境を確認し、最も良いタイミングでの施工をご案内いたします。