


秋も深まり、朝晩の冷え込みを感じるようになる11月。
この時期は、外壁や屋根、雨樋(とい)、波板など、お家の外まわりを点検するのに最適な季節です。冬本番を迎える前に、少し早めのチェックを行っておくことで、思わぬトラブルを防ぎ、長く快適に暮らせる住まいを維持することができます。ひなたペイントでは、こうした「季節の点検」をとても大切にしています。
外壁は、家全体を守る“バリア”の役割を果たしています。11月は夏の強い紫外線や秋の雨を経た後で、塗膜の劣化やヒビ割れが見られることがあります。
・外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
・ひび割れ(クラック)がある
・シーリングがやせて隙間ができている
・苔やカビが生えている
こうした症状があれば、塗膜が防水機能を失い始めているサインです。放置すると雨水が内部へ侵入し、構造材を痛めてしまうことも。早めの補修や塗り替えを検討しましょう。
屋根は普段なかなか見えない部分ですが、最も風雨の影響を受ける場所です。11月の乾燥した天気を利用して、ぜひ点検を。
・瓦やスレートのズレ、割れ
・棟板金の浮きや釘の抜け
・屋根の表面にサビやコケが発生していないか
・屋根裏から見たときに雨染みがないか
高所作業は危険なので、プロによる点検を依頼するのが安心です。ひなたペイントでもドローンを使った安全な屋根診断を行っています。
落ち葉の多い季節、雨樋の詰まりはよくあるトラブルです。
・樋の中に落ち葉や泥がたまっていないか
・金具が外れていたり、傾いていないか
・排水口から水があふれるような症状がないか
詰まりを放置すると、雨水が外壁を伝って流れ、シミやコケの原因になります。簡単な掃除で済むうちに手入れしておきましょう。
カーポートやベランダの波板・ポリカ屋根も見落としがちな箇所です。
・台風後に割れやズレがないか
・固定金具やビスが緩んでいないか
・経年で白く濁っていないか
波板が劣化していると、強風で飛散する危険もあります。交換時期を迎えている場合は、透明度の高い新しいポリカ板に取り替えることで、見た目も明るく、安心感も増します。
11月は寒さが厳しくなる前の“備えの月”。
外壁・屋根・雨樋・波板を点検しておくことで、冬場の雨漏りや結露、強風による破損などのリスクを大きく減らすことができます。特に年末年始に向けて家族が集まるお家では、「今、確認しておく」ことが安心の第一歩です。
ひなたペイントでは、無料の外回り点検や診断も実施しています。
この11月、ぜひお家の健康チェックをして、安心して冬を迎えましょう。
