住まいのメンテナンスとしてよく聞く「屋根塗装」。ですが、近年は「屋根カバー工法(カバールーフ工法)」も注目されています。「どちらも屋根をキレイにする工事でしょ?」と思われがちですが、実は全く別の施工方法。目的や効果も大きく異なります。
屋根塗装は、既存の屋根材(スレート・金属・瓦など)の表面に塗料を塗り直して保護する工事です。塗膜によって雨風や紫外線から屋根を守り、外観を美しく保つ役割を果たします。塗料の種類によっては遮熱効果や防カビ・防サビ効果も期待できます。
ただし、屋根そのものの劣化が進行している場合は効果が薄く、補修で済まないことも。
この場合に検討されるのが、次に紹介する「屋根カバー工法」です。
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材(主に軽量金属製)を重ね葺きする工法。別名「重ね葺き」とも呼ばれ、主にスレート屋根の劣化時に多く採用されます。
既存屋根を剥がす必要がないため、廃材処分費が抑えられ、工期も短く済むメリットがあります。また、新しい屋根材で覆うことで防水性能・断熱性能も大幅にアップ。雨漏り対策や長寿命化にも効果的です。
猛暑の夏、気になるのが室内の熱。遮熱性を求めるならどちらの工法が優れているのでしょうか?
◆遮熱塗料の効果
屋根塗装では、「遮熱塗料(太陽光の熱を反射する塗料)」を使用することで、屋根表面の温度上昇を抑えます。室内温度も2〜3℃下がる場合があり、エアコン代の節約にもつながると言われています。ただし、経年とともに効果は徐々に薄れるため、定期的な再塗装が必要です。
◆カバー工法の遮熱・断熱性能
カバー工法では、遮熱機能付きの金属屋根材(ガルバリウム鋼板など)を使用することが多く、さらにその下に断熱材を入れることも可能。塗装とは比較にならないほどの高い遮熱・断熱効果が得られます。
夏の暑さ対策としては、塗装よりもカバー工法のほうが圧倒的に強いのが実情です。
結局どっちがいいの?迷ったときは…
また、予算や目的(遮熱、雨漏り、外観改善)によって最適な選択は異なります。屋根の状態を正確に把握するには、プロの現地調査が欠かせません。
奈良・関西エリアで多くの実績を持つ「ひなたペイント」では、屋根塗装・屋根カバー工法の両方に対応。お客様のご要望をヒアリングし、最もコストパフォーマンスの高いプランをご提案いたします。
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