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教えて!ハウスメーカー、100年住宅?〜外壁塗装のリアルな耐久年数〜|奈良県奈良市の外壁・屋根・屋上塗装業者|ひなたペイント

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教えて!ハウスメーカー、100年住宅?〜外壁塗装のリアルな耐久年数〜
2025/07/09
外壁塗装,その他

100年住宅」というフレーズ、最近よく耳にしますよね。ハウスメーカー各社が世代を超えて住み継げる家をアピールしているのは素晴らしいこと。でも、100年経っても外壁が塗り替え不要なんてことはあり得ません。なぜなら、**外壁塗装は半永久ではなく消耗品”**だからです。ここでは、塗料ごとの耐久年数とメンテナンスのタイミング、そして少しでも長く美観と防水性を保つコツをお伝えします。


1. そもそも外壁塗装の役割とは?

外壁塗装の主な目的は「美観の保持」と「建物を風雨・紫外線から守る防水バリア」の二つ。塗膜が劣化すると外壁材が直接ダメージを受け、ひび割れ・雨漏り・内部腐食など深刻なトラブルを引き起こします。

塗装の寿命=家そのものの寿命と言っても過言ではありません。


2. 代表的な塗料と現実的な耐久年数

塗料の種類

一般的な耐久目安

特徴

100年住宅に向けたポイント

アクリル

57

低コスト/色数豊富

こまめに塗り替え前提。100年で15回超の再塗装が必要

ウレタン

810

ほどよい価格/弾性あり

100年なら10回前後の改修。コーキング併用で防水

シリコン

1215

コスパ抜群/汚れに強い

標準仕様。100年で78回の塗り替え計画が現実的

ラジカル制御型

1417

紫外線劣化を抑制

長期的に塗り替え回数を減らせる注目株

フッ素

1820

高耐候/艶が長持ち

100年で56回。高層や海辺の住宅にも

無機ハイブリッド

2025

超耐久/親水効果

100年住宅と相性良。45回で済むが初期費用高め

上記はあくまで目安。立地(海沿い・山間部・積雪地)、外壁材、施工品質、そして日常のメンテナンスで+−3年程度の差が出ます。

3. 100年住宅」を目指すなら計画的メンテが命

100年間での総塗り替え回数をシミュレーションすると、費用面も期間も大きな差が見えてきます。

  1. 長期修繕計画を立てる

  • 新築時に使用した塗料の種類と施工記録を必ず保管。

  • 節目ごと(10年、20)に専門診断を受け、劣化度を数値化。

  • 高耐久塗料+高品質施工を選択

    • 初期費用が上がっても、総コストはむしろ下がるケースが大半。

    • シーリング材や下地補修も同時に高グレードを採用。

  • 屋根・付帯部とセットで考える

    • 軒天・雨樋・破風なども同周期でメンテした方が足場費用を節約。

    • 屋根塗装の遮熱仕様を組み合わせると冷房光熱費も削減。

    4. 耐久年数を縮める落とし穴と回避策

    • 高温多湿・直射日光:南面や西面は劣化が早い。遮熱塗料や外付けブラインドで負荷軽減。

    • 汚れ・排気ガス:親水性塗膜+定期的な水洗いでチョーキングを遅らせる。

    • DIY補修の失敗:ホームセンター素材は密着不良を起こしやすい。プロの簡易補修サービスを活用。

    5. まとめ 〜「100年=メンテ不要」ではない!〜

    いくら“100年住宅と謳われても、外壁塗装は天候と紫外線にさらされ続ける消耗パーツ
    重要なのは「何年持つか」ではなく「何年後にどう再生するか」を最初から設計図に組み込むことです。
    ひなたペイントでは、塗料選定から資金計画までトータルでご提案し、**“100年先も愛される外観”**をサポートします。気になる点があれば、ぜひお気軽にご相談くださいね!