外壁塗装や屋根塗装を計画していると、どうしても気になるのが「天気」。特に梅雨時期や不安定な気候の季節になると、「雨で何度も作業が中断されたけど、このままで施工に問題はないの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は「雨による塗装作業の中断」が実際に施工品質にどう影響するのか、注意すべき点や施工業者の対応について詳しく解説していきます。
まず前提として、雨の日に塗装作業をするのはNGです。その理由は主に以下の通りです。
このため、信頼できる業者であれば必ず「雨の日は塗装を行わない」対応を取ります。
では、天気の影響で作業が数日間中断される場合、施工に悪影響は出ないのでしょうか?
結論から言えば、適切に管理されていれば、何度中断しても問題はありません。
むしろ、無理に続けられる方が問題です。きちんとした塗装業者であれば、以下のような対策を講じながら作業を進めます。
つまり、天候に応じた「適切な中断と再開」が行われていれば、品質はしっかり保たれます。
それでも「雨で何度も止まるのはちょっと不安…」という方は、以下の点をチェックしてみてください。
しっかりした業者であれば、こうした質問にも丁寧に答えてくれるはずです。
工期が延びても、品質重視がベスト
「予定より工期が延びてしまった…」と不安に感じる方もいるでしょう。しかし、塗装工事は“乾燥”と“天候”が非常に重要な要素です。
無理にスケジュールを守るより、天候に合わせてベストなタイミングで進める方が、結果として長持ちする施工になります。
特に外壁や屋根は10年~15年の耐用年数がある工事です。数日の工期延長を惜しんで、数年で剥がれたり膨れたりするのは本末転倒ですよね。
雨による塗装の中断は、適切な管理と対応がされていれば施工に問題はありません。むしろ、品質の高い塗装のためには「中断する勇気」が必要なのです。
不安な点があれば、遠慮せず業者に確認しましょう。納得できる説明があるかどうかも、業者選びの大切なポイントです。
大切な住まいだからこそ、焦らず、しっかりと品質を守る塗装工事を目指しましょう!