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雨が多いと屋根の塗料ははがれやすい?雨が及ぼす影響とは?|奈良県奈良市の外壁・屋根・屋上塗装業者|ひなたペイント

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雨が多いと屋根の塗料ははがれやすい?雨が及ぼす影響とは?
2025/05/14
外壁塗装,屋根塗装・屋根工事

屋根のメンテナンスを考えている方の中には、「雨が多いと塗料がはがれやすくなるのでは?」と心配される方も多いのではないでしょうか。特に梅雨や台風の時期が続く地域にお住まいの方にとっては、屋根の耐久性や塗装の持ちについて気になるポイントだと思います。

では実際に、雨が多いことで屋根の塗料がはがれやすくなるのかどうか。その答えを一言でいうと、「条件によっては、はがれやすくなることがある」です。

そこで、屋根塗装と雨の関係について、塗料の性質や施工状況を踏まえて詳しく解説していきます。

雨が塗料に与える影響とは?

まず前提として、屋根の塗料は雨にさらされることを想定して作られています。ですから、適切に塗装されていれば、ある程度の雨風に耐える性能を備えているのが普通です。しかし、以下のような条件が重なると、塗料がはがれやすくなってしまうことがあります。

1. 施工中に雨が降った場合

塗装作業中に雨が降ってしまうと、塗料がきちんと乾燥・硬化しないまま雨に流されてしまうことがあります。特に水性塗料を使用している場合、雨によって塗膜が形成される前に流れてしまうため、後々のはがれや膨れの原因となります。

また、塗装前の下地処理が不十分で、湿気を多く含んだまま塗装した場合も、内部から水分が蒸発できずに塗膜を持ち上げてしまい、結果的にはがれの原因になります。

2. 通気性の悪い構造

屋根裏の通気が悪い場合、湿気がこもりやすくなります。湿気は塗膜の内側に影響を与え、塗料の膨れやはがれを引き起こす要因になります。特に雨の多い地域では、日照時間が短いため乾燥が不十分になりがちで、こうした内部の湿気問題が深刻化しやすいのです。

3. 劣化した下地の上に塗装した場合

古い屋根材や傷んだ下地の上に塗装をすると、塗料の密着性が下がります。この状態で長期間雨にさらされると、雨水が隙間から入り込み、塗膜を内部から浮かせてしまうのです。とくにスレート屋根など、ひび割れが発生しやすい屋根材では注意が必要です。

雨が多い地域での対策とは?

では、雨が多い地域に住んでいる人はどうすればよいのでしょうか?以下の対策をとることで、屋根塗装の耐久性を保つことができます。

天候を見極めた施工スケジュール

塗装作業は、気温が5℃以上、湿度が85%以下の晴天の日が最適です。梅雨や台風シーズンを避け、天気が安定している時期に施工を行いましょう。

下地処理を丁寧に行う

塗装前の高圧洗浄やひび割れの補修、錆の除去といった下地処理は、塗膜の寿命を左右する非常に重要な工程です。信頼できる業者に依頼し、丁寧な下地処理を行ってもらいましょう。

高品質な塗料の選択

耐候性・防水性に優れた塗料を選ぶこともポイントです。フッ素系や無機塗料などは、価格はやや高めですが長持ちしやすく、雨の多い地域に適しています。

まとめ:雨の多さだけが原因ではない

雨が多いからといって、必ずしも屋根の塗料がはがれるとは限りません。重要なのは、「適切な施工時期」「丁寧な下地処理」「高品質な塗料の使用」など、塗装の基本をしっかり守ることです。

雨が多い地域では、より慎重な施工計画とアフターメンテナンスが必要になりますが、正しい方法で塗装をすれば、塗膜はしっかりと長持ちします。業者選びにも注意を払い、長期的な視点で屋根の健康を守っていきましょう。